2018年5月26日

バイクの任意保険の費用は?僕が加入している任意保険の費用を公開!

バイクに乗ろう ~連載7~

これから、始めてバイクに乗ろうとしている人にとって、バイクの任意保険の費用は、とても気になるところだと思います。

さらに、始めてバイクの任意保険に加入する場合、保険の補償内容やプランについてもよく分からないでしょう。

ですので、今回は、始めてバイクの任意保険に加入する人の参考になればと、バイクの任意保険の費用と補償内容について、僕が実際に加入している任意保険のプランを見ながら、解説しています。

是非、参考にしてみてください。

目次

まず始めに、バイクの任意保険について知っておきたいのが、バイクの任意保険の費用は、加入する人の「等級」と「保険プラン」により決まるということです。

「等級」とは、任意保険の料金の「割引率」を決めるものです。

「等級」は、任意保険に加入してからの「期間」と「事故歴」により決まります。

無事故の期間が長ければ、等級はランクアップし、「割引率」がプラスになるので、任意保険の料金は安くなります。

逆に、事故を起こしてしまうと、等級がランクダウンしてしまい、「割増率」がマイナスになり、任意保険の料金は高くなってしまいます。

また、始めてバイクの任意保険に加入する場合の「等級」は、加入者の年齢により決められます。

年齢が若いほど、「等級」が下がるため、若い人の任意保険料は高いのです。

「保険プラン」とは、たくさんの補償項目が組み合わされたものです。

「保険プラン」の補償項目は、任意保険に加入する人が、ある程度、自由に組み合わせることが出来ます。

例えば、車両保険(事故の際に自分のバイクの修理費などを補償する保険)が不要だと思ったら、車両保険の補償項目を外すことが出来ますし、逆に、追加することも出来ます。

もちろん、車両保険を付けた場合は、付けなかった場合よりも、任意保険の料金は高くなります。

では、 僕が加入している任意保険の「保険プラン」と「費用」を見てみましょう。

ちなみに、僕が乗っているバイクは、排気量400ccの「SR400」です。

「エストレヤ」を買うつもりで、バイク店に行ったのですが、隣に置いてあった、「SR400」に目移りしてしまい、購入したバイクです!(T_T)

僕は、「SR400」に乗る前も、長い期間バイクに乗っていたのですが、「SR400」に乗るまでは、しばらくバイクを降りていて、さらに任意保険の「中断証明書」を取得していなかったため、等級の引き継ぎは出来ず、SR400を乗るために加入した任意保険の等級は、新規加入扱いになってしまいました。

せっかく積み上げた等級も1からやり直しです(;。;)

ですので、現在の僕の任意保険の「等級」は、「年齢25歳」の「新規加入」になります。

バイクに乗らなくなり、任意保険を解約したときに、「中断証明書」を取得するのを忘れると、しばらくしてから、またバイクに乗り出したときに、「等級」が引き継げないので、みなさんも注意しましょうね・・・

下の表は、僕が加入している任意保険の「プラン」になります。

補償項目限度額
対人賠償保険無制限
対物賠償保険無制限
人身傷害保険
(搭乗中のみ)
1億円
搭乗者傷害保険
(死亡・後遺傷害保険金額)
1000万円
搭乗者傷害保険
(医療保険金)
10万円
無保険車傷害特約2億円
弁護士費用補償特約300万円
対物超過修理費用特約50万円

上記のプランで加入した任意保険の年間の保険料は、「144,240円」でした。

これを、12ヶ月で割ると、毎月の保険料の費用は、「12,020円」になりますね。

年間の保険料を一括で払う場合のお見積もりは、「133,540円」だったのですが、僕は、保険料のお支払い方法を分割払いにしているため、一括で払った場合よりも、1万円ほど高くなっています。

では、僕が加入してる保険プランのそれぞれの補償項目について、見てみます。

「対人賠償保険」とは、バイクの事故により、自分以外の人を死傷させてしまったときに、その相手に対しての賠償金を補償する保険です。

例えば、ケガをさせてしまった相手の入院費などは、「対人賠償保険」の限度額の範囲で、補償されます。

僕が加入している保険では、「対人賠償保険」の限度額は、「数百万円~無制限」を選ぶことが出来たのですが、僕は、無制限に加入しています。

その理由は、万が一、バイクで相手を死傷させてしまった場合、その相手に対しての賠償金の全てを保険で補償したいと思ったからです。

自分で事故を起こしておいて、事故を起こしてしまった相手に対して、補償できるお金がないというのは、最悪ですもんね。

なので、相手に対しての損害額を全て補償できるように「無制限」を選んでいます。

「対物賠償保険」とは、バイクの事故により、自分以外の車両や家や塀、あるいはガードレールなどを壊した場合に、その所有者に対しての賠償金を補償する保険です。

例えば、相手の車に突っ込んでしまい、相手の車を破損してしまった場合は、「対物賠償保険」の限度額の範囲で、補償されます。

こちらも「数百万円~無制限」から選べたのですが、「対人賠償保険」同様に、僕は無制限に加入しています。

「人身傷害保険」とは、バイクの事故により、自分が死傷してしまったときの損害を自分(家族)に対して補償する保険です。

例えば、バイクで転んでしまい、入院してしまったときの治療費や休業損害(入院中には働けなくなるので、その間の収入)などは、「人身傷害保険」の限度額の範囲で補償されます。

「人身傷害保険」は、万が一、事故で自分が死亡してしまった場合に、もし自分が生きていたら将来に得ることができたはずの利益(給料など)が家族に対して支払われるので、ご結婚されている方や子供がいる方には、とても重要な保険になります。

ただし、ご家族をお持ちの方は、すでに生命保険などに加入されている方が多いと思います。その場合、限度額を高くしても、他の生命保険と補償が重複し、無駄になってしまう場合がありますので、注意しましょう。

ちなみに僕は、「人身傷害保険」の限度額は、「1億円」にしています。僕は、「生命保険」に加入していませんし、結婚もしていません。職業も高給取りではないです。それらを考慮し、「1億円」の限度額が最適だと判断しました。

また、通常の「人身傷害保険」は、バイクに乗っているときの事故だけでなく、歩行中や自転車に乗っているときの事故についても補償されるのですが、僕は、歩行中や自転車に乗っているときの事故についての補償に必要性を感じませんでしたので、バイクに(搭乗中のみ)補償するものに加入することで、任意保険の費用を抑えています。

「搭乗者傷害保険(死亡・後遺傷害保険金額)」とは、バイクの事故により、自分が死亡または後遺傷害を負ってしまった場合に一律の金額を受け取ることが出来る保険です。

「人身傷害保険」は、損害額が決まってからでないと、支払われないのにたいして、「搭乗者傷害保険(死亡・後遺傷害保険金額)」は、補償額が一律で決まっているので、人身傷害保険よりも早期に保険金を受け取ることが出来ます。

逆に言えば、「搭乗者傷害保険(死亡・後遺傷害保険金額)」に加入していなくても、「搭乗者傷害保険(死亡・後遺傷害保険金額)」で補償される損害は、保険金を受け取る時期は遅くなりますが、「人身傷害保険」からも補償されるということです。

僕は、貯金がないので、万が一事故を起こしたときに、なるべく速く保険金を支払ってもらいたいので、限度額1000万円で加入しています。

ある程度の貯金がある人には不要ではないかと思います。

「搭乗者傷害保険(医療保険金)」とは、バイクの事故により、自分が入院または通院された場合に一律の金額を受け取ることが出来る保険です。

僕が加入している「搭乗者傷害保険(医療保険金)」は、バイクの事故で、5日以上入院または通院した場合に一律10万円、5日未満の場合は一律1万円を受け取ることが出来ます。

人身傷害保険は、損害額が決まってからでないと、支払われないのにたいして、「搭乗者傷害保険(医療保険金)」は、補償額が一律で決まっているので、早期に保険金を受け取ることが出来ます。

逆に言えば、「搭乗者傷害保険(医療保険金)」に加入していなくても、「搭乗者傷害保険(医療保険金)」で補償される損害は、保険金を受け取る時期は遅くなりますが、「人身傷害保険」からも補償されるということです。

こちらも、ある程度の貯金がある人には不要ではないかと思います。

「無保険車傷害特約」とは、自動車保険に入っていない、または保険は入っていても補償内容が不十分である自動車との事故により、自分が死亡したり、後遺障害になってしまったときの損害を自分(家族)に対して補償する保険です。

「無保険車傷害特約」は、ほぼ全ての保険会社で自動付帯(強制的に加入)されていますので、こちらについては、考える必要がないでしょう。

僕が加入している保険会社でも、「無保険車傷害特約」は自動付帯され、その上限金額は、「2億円」になっています。

「弁護士費用補償特約」とは、バイクの事故により、事故相手との交渉を弁護士に依頼したときなどに必要となる費用を補償する保険です。

僕は、「弁護士費用補償特約」は、限度額「300万円」で加入しています。

「対物超過修理費用特約」とは、バイクの事故により、相手の車を賠償する責任が生じたときに、その相手の車の修理費が「時価額」を超過したときに、その超過額について補償する保険です。

例えば、相手の車の「修理費用 > 時価額」のとき、「対物賠償保険」で補償されるのは、時価額だけですので、「修理費用 - 時価額」が補償されません。

しかし、「対物超過修理費用特約」に加入していれば、「修理費用 - 時価額」を補償してくれます。

こちらは、限度額「50万円」で加入しています。

ここまでで、バイクの任意保険について、一通り、理解して頂けたと思います。

では、みなさんは、バイクの任意保険をどちらで加入するつもりでしょうか?

バイク屋さんで加入する人、知人の保険屋さんに勧められたものに加入する人が多いかも知れませんね。

しかし、それは、最善な方法なのでしょうか?

実は、バイクの保険料は、同じ補償内容でも、加入する保険会社により、大きく違ってきます。

ですので、バイク保険は、複数の保険会社に見積もりを依頼して、一番安い保険会社で契約をしないと、知らず知らずの内に損をしてしまうかもしれません。

バイクの任意保険料は、毎月の高額な出費になりますから、出来ることなら、安くしたいですよね?

なので、バイク屋さんや知人の保険屋さんで、保険を契約する前に、一度、複数社から、保険の見積もりを出して貰いましょう。

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特に、始めて任意保険に加入される方は、複数社の見積もりを比較することで、自然と保険についての知識を身に付けることが出来るので、一括見積もりの比較をすることは、とてもおすすめです。

バイク屋さんや知人の保険屋さんで、保険を契約するにしても、保険の知識はあって越したことはないですからね。

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コメント一覧
No.1
2018/08/18 16:09
通りすがりのバイク乗り
雪国だと、シーズンオフに解約する方が多いですが、オフシーズンは、対物10万のみなど最低限の保証に下げて、オンシーズンに保証を上げるなどすると、長い目で見た時にトータルで安くなります。
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