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レッドゾーン19000rpm!!超高回転バイク、ZXR250!!

※今回写真をご提供して頂いたのはAKIAKANE(マッキチ)スピード狂のHENTAI宇宙人様です。心より感謝致します。

漢カワサキが生み出した超高回転型の本格レーサーバイク、ZXR250!!

カワサキ初の250cc4気筒バイクにして、250cc4気筒バイク最速の称号をもつ名車です。

250ccレーサーレプリカで唯一の倒立フォーク、エンジンの冷却システムにK‐CS(kawasaki cool air system)、走行中に空気をダイレクトにエアクリーナーへ導入して吸気効率を高めるK‐RAS(kawasaki ram air system)を採用するなど、当時の最先端技術がふんだんに詰め込まれた豪華な作りでオートバイファンの心を釘付けにしました。O(≧▽≦)O

とくにK‐CS(kawasaki cool air system)は、その異様な見ためから、実際の能力以上の演出をしています。笑

タンクに左右2本貫通しているダクトは斬新ですよね(^_^;)笑↓
出典:ウィキメディア・コモンズ

K‐CS(kawasaki cool air system)
カウルの左右から出ているダクトはタンクを貫通してエンジン上部に繋がっているので、前方からの走行風でエンジンを直接冷やすことが出来ます。

タンクを避けるのではなく、貫通させるとは・・・・・

さすが漢カワサキ( ̄^ ̄)笑

バイク乗りであれば、1度は乗ってみたい超高回転バイクのZXR250。8000rpm~が常用回転で、

レッドゾーンは驚愕の19000rpmΣ(゚д゚lll)

超高回転により奏でられる「F1サウンド」は最高ですよね(≡∀≡)?

ZXR250のF1サウンドを聞いてください↓

ファーーン、ファーーーーン

甲高い排気音は、まさにF1サウンドですね(*´∀`)♪ストレス解消にも( ノ゚Д゚) よし!

このページでは、ZXR250を徹底的に解説します。

目次

※当ページは、簡単にスペックで比較し、筆者の独断と偏見で書かれています。また、バイクはスペックだけで善し悪しを判断することは出来ませんので、参考程度にお読み下さい。

各項目毎にコメント欄がありますので、実際にZXR250に乗った事のあるライダー様のコメントをお待ちしております。

バイクの加速性能は、パワーウェイトレシオを指標にすると分かり易いです。

パワーウェイトレシオとは、バイクの車両重量(kg)を最高出力(ps)で割った値です。

つまり、1ps(馬力)が負担する重量を表します。この値が小さいバイクほど、加速性能が良いと考えられます。

ZXR250の車両重量は161kg、最高出力は40psなので、

161 ÷ 40 = 4

ZXR250のパワーウェイトレシオは4です。

250ccバイク70車種の平均のパワーウェイトレシオは6.3です。

70車種の平均と比べると、ZXR250の加速力は、「とても速い」ことが分かります。

70車種中では、9番目の加速性能です。

加速力の速い250ccバイクに乗りたい人に、おすすめです。

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ZXR250の最高速度を計算します。バイクの最高速度(km/h)は、

a×60÷b÷c÷d×(e×25.4+f×g/100×2)×3.14÷1,000,000

  • a : 最高出力のエンジン回転数(rpm)
  • b : 1次減速比
  • c : 2次減速比
  • d : トップギアの変速比
  • e : ホイール径(inch)
  • f : タイヤの幅(mm)
  • g : 扁平率(%)

上記の計算式で求められます。

正確には、走行抵抗やライダーの体重を考慮する必要がありますが、本サイトでは、簡易的に計算しています。

上記の計算式で、ZXR250の最高速度を計算すると、

15500×60÷3.291÷3.428÷0.892×(18×25.4+140×60/100×2)×3.14÷1,000,000 = 181

ZXR250の理論上の最高速度は、181km/hです。

ZXR250ユーザーの、ネットへの書き込みを調べたところ、「最高速度は180km/h前後だった」――。との書き込みが多かったです。

以上のことから、ZXR250の最高速度は、180km/h前後だと考えられます。

250ccバイク70車種の最高速度の平均は、141km/hでした。
(※ネットの書き込みを調べて平均した、ざっくりな値です。)

70車種の平均と比べると、ZXR250の最高速度は、「ずば抜けて速い」ことが分かります。

250ccでの最高速トライアルに興味のある方に、おすすめです。(笑)

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No.1
2019/10/16 22:43
通りすがりのZXR250乗り
C7での赤男爵でのアシダム計測のデータですが、180km/hは超えています。マフラー交換とリミッターカットしていますので参考程度で。

ZXR250の車両重量は161kgです。250ccバイク70車種の車両重量の平均は154kgです。

70車種の平均と比べると、ZXR250の車重は「平均的な」ことが分かります。400ccと比べて、250ccバイクの車両重量の軽さは、魅力的ですよね。

ZXR250のシート高は735mmです。250ccバイク70車種の平均のシート高は768mmです。

70車種の平均と比べると、ZXR250のシート高は「少し低い」ことが分かります。足付き性の良いバイクです。

ZXR250の最大トルクの回転数は11000rpmです。最大トルクの回転数とは、そのバイクの、最大の、力強い走行性能を発揮する回転数のことです。

250ccバイク70車種の最大トルクの回転数の平均は、7439rpmです。

70車種の平均と比べると、ZXR250の最大トルクの回転数は、「とても高い」ことが分かります。

ZXR250のエンジンは、11000rpmで最大の力強さを出力します。

通常、街中を走行するときは、7000rpm前後の低回転を頻繁に使用します。

以上のことから、取り回し性が普通、足つき性が良く、街乗り走行が苦手な高回転を得意とするエンジンのZXR250は、街乗り走行にそれなりに向いているバイクです。

バイクの使用用途が街乗りメインの人には、おすすめです。

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高速道路の走行で、重要なのは、 以下の3項目です。

  • 高速道路の法定速度は、100km/hなので、高回転なエンジンであること
  • 横風に負けないように、車両重量が重いこと
  • 横風に負けないように、シート高が低いこと

ZXR250は、先ほど、最大トルクの回転数が、「とても高いエンジン」で、「平均的な車両重量」、「少し低いシート高」だと説明しました。

以上のことから、ZXR250は、高速道路の走行に、「向いている」ことが分ります。

バイクで高速道路を頻繁に走行する人に、おすすめです。

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ZXR250は古いバイクなのもあって、カスタムパーツは少ないです(^_^;)

カスタムをするより、整備をしっかりして本来の性能を取り戻しましょう!!笑

ZXR250のカスタム動画です↓

ロンホイしちゃってます…( ゚д゚)LED付けちゃってます(>_<)左右2本出しのカチ上げマフラー付けちゃってます(;´д`)

世の中には色んな人がいますね。。。。。笑

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No.1
2020/08/11 00:43
通りすがりのバイク乗り
ダイシンのフルエキ、いい音出します。 https://youtu.be/c89KN6rnMxc

峠を攻めるには、加速性能ブレーキ性能旋回性能が重要です。1つずつ見ていきます。

|加速性能

加速と減速を頻繁に繰り返す峠道を速く走るには、加速性能が優れていることが絶対条件です。

先程、ZXR250の加速力は、250ccバイクの中では、「とても速い」ことを説明しました。峠を攻めるのに、十分な加速性能を持っています。

|ブレーキ性能

峠道を攻めるには的確な減速が必要です。そのためには、ブレーキのコントロール性能が重要になります。

バイクのブレーキには、ダブルディスク、シングルディスク、ドラムブレーキがあります。

下の表は、250ccバイクの、前輪、後輪のブレーキの組み合わせです。

番号 前輪後輪コントロール性能
(a)ダブルディスクシングルディスク 良い
(b)シングルディスクシングルディスク 普通
(c)シングルディスクドラム 悪い

コントロール性能が良いブレーキの組み合わせは、

(a) > (b) > (c) の順番になります。

ZXR250のブレーキの組み合わせは、(a) です。

ZXR250のブレーキのコントロール性能は、「良い」ことが分かります。

|旋回性能

急カーブの続く峠道を走行するには、旋回性能が重要になります。ここでは、2つの指標を使って、ZXR250の旋回性能を調べます。

1.トレール量

トレール量とは、ステアリングヘッドの延長線が地面に当たる点と、タイヤの接地点、この2点の距離です。

トレール量が大きいと直進安定性能が、小さいと旋回性能が良くなります。

ZXR250のトレール量は84mmです。250ccバイク70車種の平均のトレール量は、98mmです。

70車種の平均と比べると、ZXR250のトレール量は、「なかなか小さい」ことが分かります。

2.ホイールベース

ホイールベースとは前輪の中心から後輪の中心までの長さです。

ホイールベースが長いと直進安定性能が、小さいと旋回性能が良くなります。

ZXR250のホイールベースは1360mmです。250ccバイク70車種の平均のホイールベースは1425mmです。

70車種の平均と比べると、ZXR250のホイールベースは、「なかなか短い」ことが分かります。

なかなか小さいトレール量なかなか短いホイールベースを持つZXR250の旋回性能は、250ccバイクとしては「良い」ことが分かります。

以上のことから、ZXR250の峠走行をまとめると、

  • 加速性能 ⇒ 峠を攻めるのに、十分な加速性能を持っています。
  • ブレーキ性能 ⇒ 良い
  • 旋回性能 ⇒ 良い

ZXR250は、峠走行に最適なバイクと言えます。

250ccバイクで、峠を攻めたい人にはピッタリなバイクです。

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ZXR250のエンジンは、「4気筒、4ストローク」です。4気筒エンジンは、部品手数が多く、構造が複雑なため、メンテナンス時の部品代、工賃が高くなります。

ZXR250の最終年式は、1999年です。生産終了後、24年も経過しています。もはや、旧車の部類に入るでしょう。購入後、間違いなく、不具合が多発するでしょう。バイクの整備は自分でやる(やりたい)、ちょっとした不具合なら治せる(治したい)、人以外にはお勧め出来ないです。

ZXR250の燃費をネットの書き込みで調べたところ、20km/l前後でした。250ccバイク70車種の燃費の平均は、28km/lでした。
(※ネットの書き込みを調べて平均した、ざっくりな値です。)

70車種の平均と比べると、ZXR250の燃費は、「少し悪い」ことが分かります。

250ccバイクとしては、それなりの燃費ですね。

以上のことからZXR250の維持費は、「高い」ことが解ります。

バイク保険のおすすめは?バイク保険の選び方とバイク保険を安くする方法

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No.4
2018/01/15 10:05
Kr
エンジンが高回転型なのもあって、オイルが約1500km程で真っ黒になります(笑) そのためオイル等の消耗品の交換ペースが速いので、やはり相応に維持費も掛かってしまいます・・・ ですがそれを含めても楽しいバイクには変わりないので 個人的にはとてもおすすめのバイクですよ!
No.3
2017/12/24 16:24
通りすがりのバイク乗り
私の前期型(1990)45馬力のモデルでは、2速19000rpm付近で100km/hに到達します。 最高速は、デジタルメーターのYZF-R1と並走して190km/hを確認しています。 燃費は25km/l~28km/lです。 60km/hで約5000rpmですので、街乗りでは3000rpm~7000rpmを多用します。3000rpm以下はトルク不足で使い物になりません。 高速道路では10000rpm前後での走行になり、気疲れします。 高速走行だけは苦手なバイクですが、非常にバランス良く作られたバイクで、足つきも良好(165cmの私が両足ベッタリ)。峠やミニサーキットでは最高のパフォーマンスを発揮します。
No.2
2017/08/26 14:29
運営者
AKIAKANE様。 なるほど、エンジン部品はバリオスと互換性があるから、まだメーカー在庫があるのですね。 貴重なご意見ありがとうございます! それと、カッコいい写真を掲載させていただき、ありがとうございました。(^^)/
No.1
2017/08/22 18:11
AKIAKANE
当車両の維持費ですが、 250マルチとしては、とても頑丈なエンジンです、後発のバリオスのお陰様でエンジン部品についてはまだメーカー在庫がありますし、刺激的なマシンをお好みならお勧めしますよ。
総合評価
項目評価
加速性能
最高速度
街乗り走行
高速道路の走行
峠走行
維持費
総合評価 72点

超高回転型の高性能、250cc4気筒バイクで最速のZXR250!!本格的な走りを楽しみたい人にはピッタリなバイクです。

しかし、現在購入できる車体は20年以上も前の中古車だけです。既に旧車の部類に入るZXR250を維持するにはそれなりの覚悟が必要です。バイクにコストパフォーマンスを求める方は他のバイクを選びましょう。

絶対にZXR250に乗りたい!」、「ZXR250じゃなきゃ嫌だ!」ぐらいの思い入れがある人には是非、乗って欲しいと思います。

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最後に・・・

バイク購入は、見た目で決めましょう!!

自分がカッコいいと思ったバイクに乗るのが一番です。他人のバイクを批判する人の意見は無視しましょう。

バイク乗りの「ぶっちゃけご意見」をお聞かせください↓

「アンケートフォーム(バイクって実際どうよ??)」

参考スペック
車種名ZXR250
メーカーカワサキ
タイプフルカウル
エンジン4気筒(4ストローク)
総排気量(cc)249
ミッションMT
最高出力(ps/rpm)40/15500
最大トルク(kgf・m/rpm)2.3/11000
車両重量(kg)161
タンク容量(L)15
シート高(mm)735
トレール量(mm)84
ホイールベース(mm)1360
ブレーキ(前輪)ダブルディスク
ブレーキ(後輪)シングルディスク
1次減速比3.291
2次減速比3.428
変速比(6速)0.892
ホイール径(inch)18
タイヤの幅(mm)140
扁平率(%)60
年式1996年3月

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バイクの保管場所に困っているバイク乗りにおすすめしたいのが、レンタルコンテナでバイクを保管するという選択です。 私自身、現在、愛車のSR400をレンタルコンテナで保管しています。