2017年5月12日に待望を期して、ホンダが発売した、スーバースポーツバイクCBR250RR!!
「スタイリングデザイン」、「車体」、「パワーユニット」のすべてを新設計し、細部まで作り込まれた、このマシンは、現行250ccクラス最高峰の性能なのは、間違いないでしょう。
新設計の「水冷・4ストローク・DOHC・直列2気筒」の250ccエンジンの最高出力は、250cc2気筒バイクとしては驚がくの、38馬力!! また、スロットルグリップの開度を機械式ではなく電気信号をかいして伝達する「スロットル・バイ・ワイヤシステム」を採用!!この「スロットル・バイ・ワイヤシステム」の採用は、250ccクラスではCBR250RRが初めてのようです。アクセルワークのレスポンスも相当良いのでしょう。
何よりも、このルックスが最高!! これぞ、スーパースポーツバイク!! 250ccという排気量ながら、安っぽさ皆無!!
ホンダさん、本当にありがとうございます。このバイクこそ、みんなが待ち焦がれていた、250ccスーパースポーツバイクです。
しかし、このバイクの一番の驚きは、このお値段・・・
メーカー希望小売価格が今なら、なんと・・・・
756,000円!!(;。;)(;。;)(;。;)(;。;)
ホンダさん、あなたは本当に最高ですね。バイクが売れないこのご時世に、250ccバイクをこの値段で発売してしまう。そんな挑戦的なあなたが大好きです・・・(..;)笑
このページでは、新型CBR250RRを徹底的に解説します。
※当ページは、簡単にスペックで比較し、筆者の独断と偏見で書かれています。また、バイクはスペックだけで善し悪しを判断することは出来ませんので、参考程度にお読み下さい。
各項目毎にコメント欄がありますので、実際に新型CBR250RRに乗った事のあるライダー様のコメントをお待ちしております。
バイクの加速性能は、パワーウェイトレシオを指標にすると分かり易いです。
パワーウェイトレシオとは、バイクの車両重量(kg)を最高出力(ps)で割った値です。
つまり、1ps(馬力)が負担する重量を表します。この値が小さいバイクほど、加速性能が良いと考えられます。
新型CBR250RRの車両重量は165kg、最高出力は38psなので、
165 ÷ 38 = 4.3
新型CBR250RRのパワーウェイトレシオは4.3です。
250ccバイク70車種の平均のパワーウェイトレシオは6.3です。
70車種の平均と比べると、新型CBR250RRの加速力は、「とても速い」ことが分かります。
70車種中では、15番目の加速性能です。
加速力の速い250ccバイクに乗りたい人に、おすすめです。
新型CBR250RRの最高速度を計算します。バイクの最高速度(km/h)は、
a×60÷b÷c÷d×(e×25.4+f×g/100×2)×3.14÷1,000,000
上記の計算式で求められます。
正確には、走行抵抗やライダーの体重を考慮する必要がありますが、本サイトでは、簡易的に計算しています。
上記の計算式で、新型CBR250RRの最高速度を計算すると、
12500×60÷2.781÷2.928÷1.068×(17×25.4+140×70/100×2)×3.14÷1,000,000 = 170
新型CBR250RRの理論上の最高速度は、170km/hです。
新型CBR250RRユーザーの、ネットへの書き込みを調べたところ、「最高速度は170km/h前後だった」――。との書き込みが多かったです。
以上のことから、新型CBR250RRの最高速度は、170km/h前後だと考えられます。
250ccバイク70車種の最高速度の平均は、141km/hでした。
(※ネットの書き込みを調べて平均した、ざっくりな値です。)
70車種の平均と比べると、新型CBR250RRの最高速度は、「とても速い」ことが分かります。
最高速度の速い250ccバイクに乗りたい人に、おすすめです。
新型CBR250RRの車両重量は165kgです。250ccバイク70車種の車両重量の平均は154kgです。
70車種の平均と比べると、新型CBR250RRの車重は「平均的な」ことが分かります。400ccと比べて、250ccバイクの車両重量の軽さは、魅力的ですよね。
新型CBR250RRのシート高は790mmです。250ccバイク70車種の平均のシート高は768mmです。
70車種の平均と比べると、新型CBR250RRのシート高は「平均的な」ことが分かります。足つき性は問題なさそうです。
新型CBR250RRの最大トルクの回転数は11000rpmです。最大トルクの回転数とは、そのバイクの、最大の、力強い走行性能を発揮する回転数のことです。
250ccバイク70車種の最大トルクの回転数の平均は、7439rpmです。
70車種の平均と比べると、新型CBR250RRの最大トルクの回転数は、「とても高い」ことが分かります。
新型CBR250RRのエンジンは、11000rpmで最大の力強さを出力します。
通常、街中を走行するときは、7000rpm前後の低回転を頻繁に使用します。
以上のことから、取り回し性が普通、足つき性が普通、街乗り走行が苦手な高回転を得意とするエンジンの新型CBR250RRは、街乗り走行にあまり向いていないバイクです。
バイクの使用用途が街乗りメインの人には、おすす出来ません。
高速道路の走行で、重要なのは、 以下の3項目です。
新型CBR250RRは、先ほど、最大トルクの回転数が、「とても高いエンジン」で、「平均的な車両重量」、「平均的なシート高」だと説明しました。
以上のことから、新型CBR250RRは、高速道路の走行に、「向いている」ことが分ります。
バイクで高速道路を頻繁に走行する人に、おすすめです。
峠を攻めるには、加速性能、ブレーキ性能、旋回性能が重要です。1つずつ見ていきます。
加速と減速を頻繁に繰り返す峠道を速く走るには、加速性能が優れていることが絶対条件です。
先程、新型CBR250RRの加速力は、250ccバイクの中では、「とても速い」ことを説明しました。峠を攻めるのに、十分な加速性能を持っています。
峠道を攻めるには的確な減速が必要です。そのためには、ブレーキのコントロール性能が重要になります。
バイクのブレーキには、ダブルディスク、シングルディスク、ドラムブレーキがあります。
下の表は、250ccバイクの、前輪、後輪のブレーキの組み合わせです。
番号 | 前輪 | 後輪 | コントロール性能 |
---|---|---|---|
(a) | ダブルディスク | シングルディスク | 良い |
(b) | シングルディスク | シングルディスク | 普通 |
(c) | シングルディスク | ドラム | 悪い |
コントロール性能が良いブレーキの組み合わせは、
(a) > (b) > (c) の順番になります。
新型CBR250RRのブレーキの組み合わせは、(b) です。
新型CBR250RRのブレーキのコントロール性能は、「普通である」ことが分かります。
急カーブの続く峠道を走行するには、旋回性能が重要になります。ここでは、2つの指標を使って、新型CBR250RRの旋回性能を調べます。
トレール量とは、ステアリングヘッドの延長線が地面に当たる点と、タイヤの接地点、この2点の距離です。
トレール量が大きいと直進安定性能が、小さいと旋回性能が良くなります。
新型CBR250RRのトレール量は92mmです。250ccバイク70車種の平均のトレール量は、98mmです。
70車種の平均と比べると、新型CBR250RRのトレール量は、「少し小さい」ことが分かります。
ホイールベースとは前輪の中心から後輪の中心までの長さです。
ホイールベースが長いと直進安定性能が、小さいと旋回性能が良くなります。
新型CBR250RRのホイールベースは1390mmです。250ccバイク70車種の平均のホイールベースは1425mmです。
70車種の平均と比べると、新型CBR250RRのホイールベースは、「少し短い」ことが分かります。
少し小さいトレール量、少し短いホイールベースを持つ新型CBR250RRの旋回性能は、250ccバイクとしては「良い」ことが分かります。
以上のことから、新型CBR250RRの峠走行をまとめると、
新型CBR250RRは、峠走行に向いているバイクと言えます。
250ccバイクで、峠を攻めたい人にはおすすめです。
新型CBR250RRのエンジンは、「2気筒、4ストローク」です。2気筒エンジンは、単気筒エンジン程ではないが、メンテナンス時の部品代、工賃が比較的安いです。
新型CBR250RRの最終年式は、2018年です。生産終了後、5年経過しているので、それなりに劣化している中古車を購入することになります。ただ、このぐらいの年式であれば良質な中古車もあります。中古車選びは慎重に行いましょう。
新型CBR250RRの燃費をネットの書き込みで調べたところ、30km/l前後でした。250ccバイク70車種の燃費の平均は、28km/lでした。
(※ネットの書き込みを調べて平均した、ざっくりな値です。)
70車種の平均と比べると、新型CBR250RRの燃費は、「平均的な」ことが分かります。
250ccバイクとしては、それなりの燃費ですね。
以上のことから新型CBR250RRの維持費は、「平均的な」ことが解ります。
バイク保険のおすすめは?バイク保険の選び方とバイク保険を安くする方法
項目 | 評価 |
---|---|
加速性能 |
|
最高速度 |
|
街乗り走行 |
|
高速道路の走行 |
|
峠走行 |
|
維持費 |
|
総合評価 | 70点 |
最後に・・・
バイク購入は、見た目で決めましょう!!
自分がカッコいいと思ったバイクに乗るのが一番です。他人のバイクを批判する人の意見は無視しましょう。
車種名 | 新型CBR250RR |
メーカー | ホンダ |
タイプ | フルカウル |
エンジン | 2気筒(4ストローク) |
総排気量(cc) | 249 |
ミッション | MT |
最高出力(ps/rpm) | 38/12500 |
最大トルク(kgf・m/rpm) | 2.3/11000 |
車両重量(kg) | 165 |
タンク容量(L) | 14 |
シート高(mm) | 790 |
トレール量(mm) | 92 |
ホイールベース(mm) | 1390 |
ブレーキ(前輪) | シングルディスク |
ブレーキ(後輪) | シングルディスク |
1次減速比 | 2.781 |
2次減速比 | 2.928 |
変速比(6速) | 1.068 |
ホイール径(inch) | 17 |
タイヤの幅(mm) | 140 |
扁平率(%) | 70 |
年式 | 42826 |
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