シンプルイズベスト!! イントルーダーＬＣ２５０!!

• 1. イントルーダーＬＣ２５０の加速性能は?
• 2. イントルーダーＬＣ２５０の最高速度は?
• 3. イントルーダーＬＣ２５０の街乗り走行は?
• 4. イントルーダーＬＣ２５０の高速道路の走行は?
• 5. イントルーダーＬＣ２５０のカスタムは?
• 6. イントルーダーＬＣ２５０の峠走行は?
• 7. イントルーダーＬＣ２５０の維持費は?
• 8. イントルーダーＬＣ２５０のまとめ

イントルーダーＬＣ２５０の加速性能は?

バイクの加速性能は、パワーウェイトレシオを指標にすると分かり易いです。

パワーウェイトレシオとは、バイクの車両重量(kg)を最高出力(ps)で割った値です。

つまり、1ps(馬力)が負担する重量を表します。この値が小さいバイクほど、加速性能が良いと考えられます。

イントルーダーＬＣ２５０の車両重量は157kg、最高出力は24psなので、

157 ÷ 24 = 6.5

イントルーダーＬＣ２５０のパワーウェイトレシオは6.5です。

250ccバイク70車種の平均のパワーウェイトレシオは6.3です。

70車種の平均と比べると、イントルーダーＬＣ２５０の加速力は、｢平均的な｣ことが分かります。

70車種中では、39番目の加速性能です。

250ccバイクとしては、それなりの加速力ですね

イントルーダーＬＣ２５０の最高速度は?

イントルーダーＬＣ２５０の最高速度を計算します。バイクの最高速度(km/h)は、

a×60÷b÷c÷d×(e×25.4＋f×g/100×2)×3.14÷1,000,000

• a : 最高出力のエンジン回転数(rpm)
• b : 1次減速比
• c : 2次減速比
• d : トップギアの変速比
• e : ホイール径(inch)
• f : タイヤの幅(mm)
• g : 扁平率(%)

上記の計算式で求められます。

正確には、走行抵抗やライダーの体重を考慮する必要がありますが、本サイトでは、簡易的に計算しています。

上記の計算式で、イントルーダーＬＣ２５０の最高速度を計算すると、

8000×60÷3.173÷2.866÷0.818×(15×25.4＋150×80/100×2)×3.14÷1,000,000 = 126

イントルーダーＬＣ２５０の理論上の最高速度は、126km/hです。

イントルーダーＬＣ２５０ユーザーの、ネットへの書き込みを調べたところ、｢最高速度は130km/h前後だった｣――。との書き込みが多かったです。

以上のことから、イントルーダーＬＣ２５０の最高速度は、130km/h前後だと考えられます。

250ccバイク70車種の最高速度の平均は、141km/hでした。
(※ネットの書き込みを調べて平均した、ざっくりな値です。)

70車種の平均と比べると、イントルーダーＬＣ２５０の最高速度は、｢少し遅い｣ことが分かります。

250ccバイクの最高速度としては、すこし物足りないですね。

イントルーダーＬＣ２５０の街乗り走行は?

以上のことから、取り回し性が普通、足つき性がとても良く、街乗り走行を得意とするエンジンのイントルーダーＬＣ２５０は、街乗り走行に向いているバイクです。

バイクの使用用途が街乗りメインの人には、おすすめです。

イントルーダーＬＣ２５０の高速道路の走行は?

高速道路の走行で、重要なのは、 以下の３項目です。

• 高速道路の法定速度は、100km/hなので、高回転なエンジンであること
• 横風に負けないように、車両重量が重いこと
• 横風に負けないように、シート高が低いこと

イントルーダーＬＣ２５０は、先ほど、最大トルクの回転数が、｢なかなか低いエンジン｣で、｢平均的な車両重量｣、｢とても低いシート高｣だと説明しました。

以上のことから、イントルーダーＬＣ２５０は、高速道路の走行に、｢それなりに向いている｣ことが分ります。

高速道路の走行でも、十分に活躍してくれます。

イントルーダーＬＣ２５０のカスタムは?

イントルーダーＬＣ２５０の峠走行は?

峠を攻めるには、加速性能、ブレーキ性能、旋回性能が重要です。1つずつ見ていきます。

|加速性能

加速と減速を頻繁に繰り返す峠道を速く走るには、加速性能が優れていることが絶対条件です。

先程、イントルーダーＬＣ２５０の加速力は、250ccバイクの中では、｢平均的な｣ことを説明しました。峠を攻めるのには、加速性能が足りません。

|ブレーキ性能

峠道を攻めるには的確な減速が必要です。そのためには、ブレーキのコントロール性能が重要になります。

バイクのブレーキには、ダブルディスク、シングルディスク、ドラムブレーキがあります。

下の表は、250ccバイクの、前輪、後輪のブレーキの組み合わせです。

番号	前輪	後輪	コントロール性能
(a)	ダブルディスク	シングルディスク	良い
(b)	シングルディスク	シングルディスク	普通
(c)	シングルディスク	ドラム	悪い

コントロール性能が良いブレーキの組み合わせは、

(a) > (b) > (c) の順番になります。

イントルーダーＬＣ２５０のブレーキの組み合わせは、(c) です。

イントルーダーＬＣ２５０のブレーキのコントロール性能は、｢悪い｣ことが分かります。

|旋回性能

急カーブの続く峠道を走行するには、旋回性能が重要になります。ここでは、2つの指標を使って、イントルーダーＬＣ２５０の旋回性能を調べます。

1.トレール量

トレール量とは、ステアリングヘッドの延長線が地面に当たる点と、タイヤの接地点、この2点の距離です。

トレール量が大きいと直進安定性能が、小さいと旋回性能が良くなります。

イントルーダーＬＣ２５０のトレール量は121mmです。250ccバイク70車種の平均のトレール量は、98mmです。

70車種の平均と比べると、イントルーダーＬＣ２５０のトレール量は、｢少し大きい｣ことが分かります。

2.ホイールベース

ホイールベースとは前輪の中心から後輪の中心までの長さです。

ホイールベースが長いと直進安定性能が、小さいと旋回性能が良くなります。

イントルーダーＬＣ２５０のホイールベースは1520mmです。250ccバイク70車種の平均のホイールベースは1425mmです。

70車種の平均と比べると、イントルーダーＬＣ２５０のホイールベースは、｢少し長い｣ことが分かります。

少し大きいトレール量、少し長いホイールベースを持つイントルーダーＬＣ２５０の旋回性能は、250ccバイクとしては｢悪い｣ことが分かります。

以上のことから、イントルーダーＬＣ２５０の峠走行をまとめると、

• 加速性能 ⇒ 峠を攻めるのには、加速性能が足りません。
• ブレーキ性能 ⇒ 悪い
• 旋回性能 ⇒ 悪い

イントルーダーＬＣ２５０は、峠走行にあまり向いていないバイクと言えます。

峠を攻めたいなら、他のバイクをお勧めします。

イントルーダーＬＣ２５０の維持費は?

イントルーダーＬＣ２５０のエンジンは、「2気筒、4ストローク」です。2気筒エンジンは、単気筒エンジン程ではないが、メンテナンス時の部品代、工賃が比較的安いです。

イントルーダーＬＣ２５０の最終年式は、2006年です。生産終了後、19年も経過しています。もはや、旧車の部類に入るでしょう。購入後、間違いなく、不具合が多発するでしょう。バイクの整備は自分でやる（やりたい）、ちょっとした不具合なら治せる（治したい）、人以外にはお勧め出来ないです。

イントルーダーＬＣ２５０の燃費をネットの書き込みで調べたところ、30km/l前後でした。250ccバイク70車種の燃費の平均は、28km/lでした。
(※ネットの書き込みを調べて平均した、ざっくりな値です。)

70車種の平均と比べると、イントルーダーＬＣ２５０の燃費は、｢平均的な｣ことが分かります。

250ccバイクとしては、それなりの燃費ですね。

以上のことからイントルーダーＬＣ２５０の維持費は、「平均的な」ことが解ります。

バイク保険のおすすめは？バイク保険の選び方とバイク保険を安くする方法

項目	評価
加速性能
最高速度
街乗り走行
高速道路の走行
峠走行
維持費
総合評価	50点

最後に・・・

バイク購入は、見た目で決めましょう!!

自分がカッコいいと思ったバイクに乗るのが一番です。他人のバイクを批判する人の意見は無視しましょう。

バイク乗りの「ぶっちゃけご意見」をお聞かせください↓

「アンケートフォーム(バイクって実際どうよ？？)」

車種名	イントルーダーＬＣ２５０
メーカー	スズキ
タイプ	アメリカン
エンジン	2気筒(4ストローク)
総排気量(cc)	248
ミッション	MT
最高出力(ps/rpm)	24/8000
最大トルク(kgf・m/rpm)	2.3/6000
車両重量(kg)	157
タンク容量(L)	12
シート高(mm)	685
トレール量(mm)	121
ホイールベース(mm)	1520
ブレーキ(前輪)	シングルディスク
ブレーキ(後輪)	ドラム
1次減速比	3.173
2次減速比	2.866
変速比(5速)	0.818
ホイール径(inch)	15
タイヤの幅(mm)	150
扁平率(%)	80
年式	2006年3月