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スタイリッシュでカッコいい!! Dトラッカー!!

※今回写真をご提供して頂いたのはバイク屋さんのオートプラウザウチ様です。心より感謝致します。

このページでは、Dトラッカーを徹底的に解説します。

目次

※当ページは、簡単にスペックで比較し、筆者の独断と偏見で書かれています。また、バイクはスペックだけで善し悪しを判断することは出来ませんので、参考程度にお読み下さい。

各項目毎にコメント欄がありますので、実際にDトラッカーに乗った事のあるライダー様のコメントをお待ちしております。

バイクの加速性能は、パワーウェイトレシオを指標にすると分かり易いです。

パワーウェイトレシオとは、バイクの車両重量(kg)を最高出力(ps)で割った値です。

つまり、1ps(馬力)が負担する重量を表します。この値が小さいバイクほど、加速性能が良いと考えられます。

Dトラッカーの車両重量は130kg、最高出力は29psなので、

130 ÷ 29 = 4.5

Dトラッカーのパワーウェイトレシオは4.5です。

250ccバイク70車種の平均のパワーウェイトレシオは6.3です。

70車種の平均と比べると、Dトラッカーの加速力は、「とても速い」ことが分かります。

70車種中では、16番目の加速性能です。

加速力の速い250ccバイクに乗りたい人に、おすすめです。

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Dトラッカーの最高速度を計算します。バイクの最高速度(km/h)は、

a×60÷b÷c÷d×(e×25.4+f×g/100×2)×3.14÷1,000,000

  • a : 最高出力のエンジン回転数(rpm)
  • b : 1次減速比
  • c : 2次減速比
  • d : トップギアの変速比
  • e : ホイール径(inch)
  • f : タイヤの幅(mm)
  • g : 扁平率(%)

上記の計算式で求められます。

正確には、走行抵抗やライダーの体重を考慮する必要がありますが、本サイトでは、簡易的に計算しています。

上記の計算式で、Dトラッカーの最高速度を計算すると、

9000×60÷2.8÷2.785÷0.904×(17×25.4+130×70/100×2)×3.14÷1,000,000 = 148

Dトラッカーの理論上の最高速度は、148km/hです。

Dトラッカーユーザーの、ネットへの書き込みを調べたところ、「最高速度は140km/h前後だった」――。との書き込みが多かったです。

以上のことから、Dトラッカーの最高速度は、140km/h前後だと考えられます。

250ccバイク70車種の最高速度の平均は、141km/hでした。
(※ネットの書き込みを調べて平均した、ざっくりな値です。)

70車種の平均と比べると、Dトラッカーの最高速度は、「平均的な」ことが分かります。

250ccバイクとしては、それなりの最高速度ですね。

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Dトラッカーの車両重量は130kgです。250ccバイク70車種の車両重量の平均は154kgです。

70車種の平均と比べると、Dトラッカーの車重は「とても軽い」ことが分かります。免許の教習のときに、教習車を引き起こすのに苦労した人におすすめです。

Dトラッカーのシート高は865mmです。250ccバイク70車種の平均のシート高は768mmです。

70車種の平均と比べると、Dトラッカーのシート高は「とても高い」ことが分かります。頻繁に停車する街乗り走行では大変ですね。(´;ω;`)

Dトラッカーの最大トルクの回転数は7000rpmです。最大トルクの回転数とは、そのバイクの、最大の、力強い走行性能を発揮する回転数のことです。

250ccバイク70車種の最大トルクの回転数の平均は、7439rpmです。

70車種の平均と比べると、Dトラッカーの最大トルクの回転数は、「平均的な」ことが分かります。

Dトラッカーのエンジンは、7000rpmで最大の力強さを出力します。

通常、街中を走行するときは、7000rpm前後の低回転を頻繁に使用します。

以上のことから、取り回し性がとても良く、足つき性がとても悪く、街乗り走行で十分な力強さを出せるエンジンのDトラッカーは、街乗り走行にそれなりに向いているバイクです。

バイクの使用用途が街乗りメインの人には、おすすめです。

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高速道路の走行で、重要なのは、 以下の3項目です。

  • 高速道路の法定速度は、100km/hなので、高回転なエンジンであること
  • 横風に負けないように、車両重量が重いこと
  • 横風に負けないように、シート高が低いこと

Dトラッカーは、先ほど、最大トルクの回転数が、「平均的なエンジン」で、「とても軽い車両重量」、「とても高いシート高」だと説明しました。

以上のことから、Dトラッカーは、高速道路の走行に、「向いていない」ことが分ります。

このバイクでの高速道路の走行は、とても気合が必要です。(笑)

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峠を攻めるには、加速性能ブレーキ性能旋回性能が重要です。1つずつ見ていきます。

|加速性能

加速と減速を頻繁に繰り返す峠道を速く走るには、加速性能が優れていることが絶対条件です。

先程、Dトラッカーの加速力は、250ccバイクの中では、「とても速い」ことを説明しました。峠を攻めるのに、十分な加速性能を持っています。

|ブレーキ性能

峠道を攻めるには的確な減速が必要です。そのためには、ブレーキのコントロール性能が重要になります。

バイクのブレーキには、ダブルディスク、シングルディスク、ドラムブレーキがあります。

下の表は、250ccバイクの、前輪、後輪のブレーキの組み合わせです。

番号 前輪後輪コントロール性能
(a)ダブルディスクシングルディスク 良い
(b)シングルディスクシングルディスク 普通
(c)シングルディスクドラム 悪い

コントロール性能が良いブレーキの組み合わせは、

(a) > (b) > (c) の順番になります。

Dトラッカーのブレーキの組み合わせは、(b) です。

Dトラッカーのブレーキのコントロール性能は、「普通である」ことが分かります。

|旋回性能

急カーブの続く峠道を走行するには、旋回性能が重要になります。ここでは、2つの指標を使って、Dトラッカーの旋回性能を調べます。

1.トレール量

トレール量とは、ステアリングヘッドの延長線が地面に当たる点と、タイヤの接地点、この2点の距離です。

トレール量が大きいと直進安定性能が、小さいと旋回性能が良くなります。

Dトラッカーのトレール量は74mmです。250ccバイク70車種の平均のトレール量は、98mmです。

70車種の平均と比べると、Dトラッカーのトレール量は、「ずば抜けて小さい」ことが分かります。

2.ホイールベース

ホイールベースとは前輪の中心から後輪の中心までの長さです。

ホイールベースが長いと直進安定性能が、小さいと旋回性能が良くなります。

Dトラッカーのホイールベースは1435mmです。250ccバイク70車種の平均のホイールベースは1425mmです。

70車種の平均と比べると、Dトラッカーのホイールベースは、「平均的な」ことが分かります。

ずば抜けて小さいトレール量平均的なホイールベースを持つDトラッカーの旋回性能は、250ccバイクとしては「良い」ことが分かります。

以上のことから、Dトラッカーの峠走行をまとめると、

  • 加速性能 ⇒ 峠を攻めるのに、十分な加速性能を持っています。
  • ブレーキ性能 ⇒ 普通である
  • 旋回性能 ⇒ 良い

Dトラッカーは、峠走行に向いているバイクと言えます。

250ccバイクで、峠を攻めたい人にはおすすめです。

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Dトラッカーのエンジンは、「単気筒、4ストローク」です。単気筒エンジンは、部品点数が少なく、構造が簡単なため、メンテナンス時の部品代、工賃が安く済みます。

Dトラッカーの最終年式は、2007年です。生産終了後、18年も経過しています。もはや、旧車の部類に入るでしょう。購入後、間違いなく、不具合が多発するでしょう。バイクの整備は自分でやる(やりたい)、ちょっとした不具合なら治せる(治したい)、人以外にはお勧め出来ないです。

Dトラッカーの燃費をネットの書き込みで調べたところ、25km/l前後でした。250ccバイク70車種の燃費の平均は、28km/lでした。
(※ネットの書き込みを調べて平均した、ざっくりな値です。)

70車種の平均と比べると、Dトラッカーの燃費は、「平均的な」ことが分かります。

250ccバイクとしては、それなりの燃費ですね。

以上のことからDトラッカーの維持費は、「平均的な」ことが解ります。

バイク保険のおすすめは?バイク保険の選び方とバイク保険を安くする方法

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No.1
2018/05/05 00:19
通りすがりのバイク乗り
僕は2006年式のDトラ乗って一年くらいです。そんな僕の個人的な感想を述べさせてもらいます。 Dトラは結構速いです。今日レンタルで新型Ninja400に乗った後に家帰ってDトラ乗ってみたのですが、クラッチを上手く繋いでいけばNinja400にもそこそこついていけるんじゃないかなと思いました。90㎞くらいまでですが(笑)低回転域から強いトルクが出るのと車重の軽さでダッシュ力はかなりあります。 コーナリングは重心が高いのでSS系のようなタイヤが地面にへばりつくような安定感はないですが、ヒラリヒラリとハンドリングが軽いので慣れるとかなり突っ込んで旋回出来ます。あと、エンジンブレーキがよく効きます。そして乗車姿勢がアップライトなのでSS系のように肩や首や腕がこるということもありません。燃費もエコ運転すればリッター30㎞は余裕で超えます。 デメリットは尻が痛くなる!これはオフ車の宿命なのでしょうが、丸1日ツーリングすると尻がシート跡で赤くなります。 高速道路もしんどい。エンジン性能的には100㎞レベルでの巡行は 大丈夫なのですが、風をもろに受けるので疲労感が半端ない。それと重心高くて足着きが悪いのでよく立ちごけしそうになる。しかし車重が軽いのでよろけても持ちこたえられる為に、実際立ちごけしたことはありません。これは自転車で立ちごけしないのと同じ理屈です(笑)あとは…、ライトが暗い!夜の街灯のない峠とかマジヤバいです。常にハイビームにしとかないと暗闇では確実に事故ります。 しかしモタードでしかもDトラとなると最近はめっきり見かけなくなったので、オンリーワン感は強く感じることが出来ます。ということで、モタード乗りたいなと思ってる人にはキャブのDトラを僕は是非お薦めしたいですね。
総合評価
項目評価
加速性能
最高速度
街乗り走行
高速道路の走行
峠走行
維持費
総合評価 60点
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最後に・・・

バイク購入は、見た目で決めましょう!!

自分がカッコいいと思ったバイクに乗るのが一番です。他人のバイクを批判する人の意見は無視しましょう。

バイク乗りの「ぶっちゃけご意見」をお聞かせください↓

「アンケートフォーム(バイクって実際どうよ??)」

参考スペック
車種名Dトラッカー
メーカーカワサキ
タイプオフロード
エンジン単気筒(4ストローク)
総排気量(cc)249
ミッションMT
最高出力(ps/rpm)29/9000
最大トルク(kgf・m/rpm)2.5/7000
車両重量(kg)130
タンク容量(L)7.5
シート高(mm)865
トレール量(mm)74
ホイールベース(mm)1435
ブレーキ(前輪)シングルディスク
ブレーキ(後輪)シングルディスク
1次減速比2.8
2次減速比2.785
変速比(6速)0.904
ホイール径(inch)17
タイヤの幅(mm)130
扁平率(%)70
年式2006年12月

バイクをレンタルコンテナに保管する

バイクの保管場所に困っているバイク乗りにおすすめしたいのが、レンタルコンテナでバイクを保管するという選択です。 私自身、現在、愛車のSR400をレンタルコンテナで保管しています。